健康アドバイス
「歩いて健幸システム」オープニングイベントでの健康講話
日時 平成29年3月25日 場所 大河原町総合体育館アリーナ
講師 仙台大学スポーツ科学研究実践機構 新助手 齋 藤 ま り 氏
より健康になるためのウォーキングの豆知識
資料:より健康になるためのウォーキング豆知識(PDF:147KB)
今日の資料の中に『歩きたくなるまち おおがわら』“より健康になるためのウォーキングの豆知識”という資料があります。こちらの方簡単に説明させていただきたいと思います。
まず上の方に書いてある、先ほどのようなストレッチをした後にウォーキングに出かけていくと思うのですが、そのウォーキング前に取り組んでいただくお勧めの体操というのがあります。
それはですね、『スクワット』という体操ですね。ウォーキング前に10回スクワットしていただくことで、この横文字の難しい『マイオカイン』というホルモンが分泌されるといわれています。
この『マイオカイン』とは、若返りホルモンなどといわれています。嬉しいホルモンですね。この『マイオカイン』を増やしていくことで若返りの効果をあげるなど、いろんな病気が治っていく、血糖値が下がるとか、血圧が下がるとか良い効果が上がるといわれておりますので、その『マイオカイン』を増やすことで健康に繋げていただきたいと思います。
この『マイオカイン』を増やすにはどうしたらいいのか?というお話ですけれども、『マイオカイン』は筋肉の中に作られているといわれています。特に足の筋肉、足の筋肉の中でその『マイオカイン』という物質がどんどん分泌されていきます。その分泌をするには、足を使った筋力トレーニングをすることでどんどん分泌され促されるといわれていますので、ウォーキングの少し前にこういったスクワットをしていただいてウォーキングに出かけることで、さらに運動の効果が高まるというふうにいわれていますので、実際にスクワットを皆さんとしたいと思います。
いかがでしたか?ゆっくり5秒かけて戻して5秒かけて上がるという『スクワット』は太もも全体に効くようになっていますので、ウォーキングに出かける前にこのようなスクワットを10回やっていただいてウォーキングに出かけていただくということを日常的にやっていただくと、さらに皆さんのウォーキングの効果が高まっていくと思いますので、そのようにやっていただけたらと思います。
もう一つ下の方に書いてあるのが『超スロージョギングのススメ』というところです。これはお話しだけにしたいと思いますが、ウォーキングにはいろいろな健康づくりの効果があります。
ウォーキングのスピード、速足とか、強めのしっかりウォーキングとか軽めのウォーキングとかいろいろありますが、それによって効果が変わってきます。最近いわれているのが、『超スロージョギング』といわれていて、ゆっくり歩くスピードでジョギングをします。軽く浮くような感じで進んでいくというようなことが、かなり健康の効果が高まるそうです。
ちょっと走るような弾み方をするのですが、進むペースとしてはウォーキングと同じようなペースで進んでいきます。これをしていただくと、皆さん、歩数計を付けていると思いますが『超スロージョギング』の方が歩数もかなり増えていくと思います。歩数計を見ながら実際に自分でやってみて効果があがっているというのを見ていただきたいと思います。
『超スロージョギング』は、しっかり酸素を入れて運動をしますので、一番は脂肪を燃やしやすい、脂肪が燃やされやすいといわれています。
皆さん撃退したい脂肪はございますか?サヨナラしたいのをウォーキングだったり、ジョギングだったり、そういったもので継続していただければサヨナラできると思いますので、継続して1年間頑張っていただいて効果を見ていただければと思います。
ぜひ、楽しんで運動を継続していただきたいと思います。急ぎ足になってしまいましたが、私の話は以上になります。ありがとうございました。